2008年01月18日
【Ⅱ】食事 <後編>
それと、忘れてならないのが、食事を含めた試合前の調整方法。
一流と呼ばれるアスリートは、試合前の調整に留意します。
その調整の成否が、試合でのパフォーマンスの成否に繋がると言っても過言ではないからです。
一流と呼ばれるアスリートは、試合前の調整に留意します。
その調整の成否が、試合でのパフォーマンスの成否に繋がると言っても過言ではないからです。
試合前の食事と栄養補給
試合前には、それなりの調整方法があります。
前述のように、スタート・ターン・スパートでは、筋肉内に貯えられた”グリコーゲン(糖)”をエネルギーとして使い、ストローク時には、血液中の”糖”、”体脂肪”、”アミノ酸”をエネルギーとして使います。
よって、試合3日前には、炭水化物(糖質)やアミノ酸を多めにとり、体内にエネルギーを貯えておく必要があります。そして、なにより重要な”水”も、一日に3リットル程度は飲むようにしましょう。
また、レース当日や休憩中には、下記の栄養補助食でグリコーゲンやアミノ酸などを体に取り入れて、調整しましょう。また、乳酸をためないように、レース後はクールダウンとストレッチをしっかりと行うようにしましょう。乳酸がたまらなければ、エネルギー基質分量だけは運動できるからです。
<栄養補助食>
・アミノ酸(BCAA)・・・アミノバイタル、バームなど
・糖・・・グリコーゲン糖、黒糖、バナナ、カロリーメイト
・塩分・・・梅干、塩せんべい
・その他・・・クリエイチン、グルコサミン、黒酢
試合前の調整法
試合の1週間前から、グリコーゲン・ローディングと超回復の原理を利用して、試合当日の体力レベルが最大値になるよう調整します。
1)レース6日前:月曜~水曜まで
体調を崩さない様に、「普段の食事」で述べた食事方法を継続。
※運動強度のMAXを70-75%に設定して、運動時間も徐々に落としていく。
2)レース3日前:木曜~土曜(前日)まで
炭水化物(穀類、麺類、小麦製品、果物)を多めに摂取しましょう。
※グリコーゲンの合成を助けるブドウ糖やじゃがいも、グリコーゲンの分解を抑えるクエン酸を含むオレンジやグレープフルーツなどを同時にとると効果的です。
※試合2日前(金)からは運動を控えましょう(超回復の原理を利用します)。
※特に前日は重要ですので、お酒やなま物を控え、たくさん食べてたくさん眠りましょう!
3)日曜(レース当日)の朝ご飯
朝ご飯は、うどんやおにぎりなど、穀類主体で消化の良いものをバランス良く食べましょう。
また、クエン酸を含むオレンジかグレープフルーツもプラスしてください。
※スタートの2時間前には朝飯を済ませ、トイレも済ませましょう。
4)レース前
レース直前の食事は×。
レース前や休憩中は、水分補給を忘れずに、上記栄養補助食で調整しましょう。
※アミノ酸は乳酸を溜まりにくくする作用以外にも、疲れを軽減し、筋持久力を向上させます。
5)レース後・休憩中
十分な疲労回復と栄養補給と水分補給につとめましょう(上記栄養補助食を参照)。
※炎天下時の水分補給はこまめに(20-30分に1回)
6)昼食
タイミングを見て、早めに済ませましょう。
レース直前の食事は絶対に×。基本は腹8部です。
※食事の後は、内臓に血液が集まるため、筋肉が働きにくく、逆に空腹のときは筋肉に蓄えられた速筋用のエネルギーを消耗してしまいます。
よって、食事はレース2~3時間前に終わらせるがベストです。
※昼食後は、上記の補助食で調整しましょう。
7)レース後
ビールと刺身でアリ乾杯!
勝てば、拾い食い、暴飲暴食、なんでもOK。
特に勝利の美酒は美味いはず・・・!心にも栄養を与えましょう・・・。
つづく・・・【Ⅱ】食事<参考>へ。
試合前には、それなりの調整方法があります。
前述のように、スタート・ターン・スパートでは、筋肉内に貯えられた”グリコーゲン(糖)”をエネルギーとして使い、ストローク時には、血液中の”糖”、”体脂肪”、”アミノ酸”をエネルギーとして使います。
よって、試合3日前には、炭水化物(糖質)やアミノ酸を多めにとり、体内にエネルギーを貯えておく必要があります。そして、なにより重要な”水”も、一日に3リットル程度は飲むようにしましょう。
また、レース当日や休憩中には、下記の栄養補助食でグリコーゲンやアミノ酸などを体に取り入れて、調整しましょう。また、乳酸をためないように、レース後はクールダウンとストレッチをしっかりと行うようにしましょう。乳酸がたまらなければ、エネルギー基質分量だけは運動できるからです。
<栄養補助食>
・アミノ酸(BCAA)・・・アミノバイタル、バームなど
・糖・・・グリコーゲン糖、黒糖、バナナ、カロリーメイト
・塩分・・・梅干、塩せんべい
・その他・・・クリエイチン、グルコサミン、黒酢
試合前の調整法
試合の1週間前から、グリコーゲン・ローディングと超回復の原理を利用して、試合当日の体力レベルが最大値になるよう調整します。
1)レース6日前:月曜~水曜まで
体調を崩さない様に、「普段の食事」で述べた食事方法を継続。
※運動強度のMAXを70-75%に設定して、運動時間も徐々に落としていく。
2)レース3日前:木曜~土曜(前日)まで
炭水化物(穀類、麺類、小麦製品、果物)を多めに摂取しましょう。
※グリコーゲンの合成を助けるブドウ糖やじゃがいも、グリコーゲンの分解を抑えるクエン酸を含むオレンジやグレープフルーツなどを同時にとると効果的です。
※試合2日前(金)からは運動を控えましょう(超回復の原理を利用します)。
※特に前日は重要ですので、お酒やなま物を控え、たくさん食べてたくさん眠りましょう!
3)日曜(レース当日)の朝ご飯
朝ご飯は、うどんやおにぎりなど、穀類主体で消化の良いものをバランス良く食べましょう。
また、クエン酸を含むオレンジかグレープフルーツもプラスしてください。
※スタートの2時間前には朝飯を済ませ、トイレも済ませましょう。
4)レース前
レース直前の食事は×。
レース前や休憩中は、水分補給を忘れずに、上記栄養補助食で調整しましょう。
※アミノ酸は乳酸を溜まりにくくする作用以外にも、疲れを軽減し、筋持久力を向上させます。
5)レース後・休憩中
十分な疲労回復と栄養補給と水分補給につとめましょう(上記栄養補助食を参照)。
※炎天下時の水分補給はこまめに(20-30分に1回)
6)昼食
タイミングを見て、早めに済ませましょう。
レース直前の食事は絶対に×。基本は腹8部です。
※食事の後は、内臓に血液が集まるため、筋肉が働きにくく、逆に空腹のときは筋肉に蓄えられた速筋用のエネルギーを消耗してしまいます。
よって、食事はレース2~3時間前に終わらせるがベストです。
※昼食後は、上記の補助食で調整しましょう。
7)レース後
ビールと刺身でアリ乾杯!
勝てば、拾い食い、暴飲暴食、なんでもOK。
特に勝利の美酒は美味いはず・・・!心にも栄養を与えましょう・・・。
つづく・・・【Ⅱ】食事<参考>へ。
Posted by Okinawa Harlee Network at 22:15│Comments(0)
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