2008年01月16日

【Ⅱ】食事 <前編>

ハーリーに必要な食事と栄養補給食事方法も、アスリートの特性によって変わってきます。

例えば、短距離系のアスリートの食事は、試合前の特別メニューを除いて、通常は高タンパク・低カロリーの食事をメインにしています。

逆に、長距離系のアスリートは、炭水化物と高エネルギー食品を普段から大量に取り入れます。インターバルの無い有酸素運動で遅筋をつかうため、血液内の糖や体脂肪をエネルギーとして蓄えるためです。

それでは、ハーリーのような中間距離系のアスリートの食事はと言うと、短距離と長距離の間をとったバランスのとれた食事方法が必要となってきます。


沖縄そば普段の食事

パワーとスタミナが必要となるハーリーでは、トレーニング期間中は、筋力の為の「タンパク質」、身体と頭のエネルギー「炭水化物」をバランス良くとる事が重要です。

炭水化物を燃焼させるビタミンB1、タンパク質の代謝を促すビタミンB6、靭帯強化の為のビタミンCもバランス良く摂取しましょう。又、体脂肪が増えすぎないように、高カロリーの食品は控えましょう

<ポイント>

・朝・昼・晩の食事は確実に取る。
・基本は高タンパク(低脂肪)・低カロリーの食事。
・タンパク質は朝・昼・晩、適量を確実に取る。
・炭水化物は朝昼は"多め"に、夜は"若干少なめ"に。


※良質のタンパク質を多く含むのは、鶏ササミ、卵白、大豆製品、乳製品などです。
(この中でもササミや卵白は、脂肪が少なくお薦め)



沖縄そば普段のサプリメント

タンパク質は糖質や脂質と違い、体内に蓄積しておくことはできません。
つまり、1回の食事で多くをとるよりも、適量を一日に5~6回に別けて取るとより効果的に補給できるのです。

そこで、サプリメントの登場。1日3度の食事では補えないものをサプリメントでしっかり補給するのです。

有効なサプリメントは以下2つ。

・プロテイン(ホエイプロテイン)
・BCAA

※他にも疲れを残さない為の、クリエイチン、グルコサミン、黒酢もトレーニング後には効果あり。

タンパク質は、プロテインの中でも牛乳から脂肪分等を取り除いたタンパク質を使用したホエイプロテインが人気があるとの事です。
ホエイプロテインは身体に吸収されやすいので、筋肉増加に無駄がなく、疲労回復が早いという特徴があります。プロテインにはビタミンも含まれてますので、その点でも効率的です。

また、BCAAなどのアミノ酸は、乳酸が溜まりにくくする作用以外にも、タンパク質を作りだす栄養素があるため、ハーリーや筋トレの練習中や練習後に飲むと、疲れが溜まりにくくなり、栄養補給にもピッタリです。

例:
07時:朝食
09時:プロテインorササミor卵白
12時:昼飯
15時:プロテインorササミor卵白
19時:夕飯
22時:練習中or練習後にBCAA・クリエイチン・グルコサミン・黒酢




つづく・・・【Ⅱ】食事(栄養補給) <後編>



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Posted by Okinawa Harlee Network at 21:57│Comments(0)運動と調整方法
 
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