2007年05月05日

第33回那覇ハーリー大会 結果速報

2007年5月5日(那覇新港)

第33回那覇ハーリー大会のメインイベントとなる「爬龍船競漕汗」の一般レースが、那覇新港にて執り行われました。
那覇ハーリーは、沖縄県内の3大祭りの一つとして毎年盛大に行われますが、今年はあいにくの雨雨
人手を危ぶむ声もありましたが、例年どおりたくさんの観客で賑わいました。
最後は盛大な花火花火で締めくくり、素晴らしい大会となりました。シーサーメス

那覇ハーリーは、沖縄全域沖縄本島で一般的に普及している11人~12人乗り(漕手10名、舵1名、鐘打1名)のハーリーとは異なり、総勢42名の乗務員(漕ぎ手32名、鐘打ち2名、舵取り2名、旗持ち他6名 漕ぎ手32名)を要する巨大な爬龍船沖縄(はりゅうせん)で執り行われます。

観客席の手前から、黒・黄・緑の順で爬龍船が並び競漕するのですが、伝統的な御願バーリーでは黒い舟を「泊」地区代表が漕ぎ、黄を「久米」地区代表、緑を「那覇」地区代表が漕ぐことになっていて、「泊」は沖縄、「久米」は中国、「那覇」は日本を象徴していると言われています。

その御願バーリーの前に執り行われる一般レースは、毎年、県内の有名企業が参戦する以外にも、陸海空の自衛隊や米軍関係者、そしてインドネシアからの研修生などが参戦します。今年は、予算の都合上、強豪・中国チームが参戦できませんでしたが、タイム的にも昨年の優勝タイムを大きく上回る白熱炎した戦いが展開されました。
この一般レースは、Aグループ(一般)とBグループ(上級)に別れてレースが行われ、今年はAとB合わせて計51チームが往復600メートルのタイムを競いました。

特にBグループの決勝戦で行われた、陸上自衛隊(陸自)と航空自衛隊(空自)の戦いは壮絶で、リベンジにかける空自が前年度チャンピオンの陸自を追い詰めるも、0.61秒の差で惜しくも敗れてしまいましたぐすん

A・Bグループの上位3チームは以下の通りです。

Aチーム決勝戦(一般レース)
1位:奥武島ハーリー愛好会 (4.44.60)
2位:JAL/JTA (4.55.06)
3位:沖縄電力那覇支店 (5.05.35)

Bチーム決勝戦(チャンピオン・レース)
1位:陸上自衛隊第一混成団 (4.12.35)
2位:航空自衛隊レキオウイング (4.12.96)
3位:海上自衛隊 (4.33.81)



同じカテゴリー(試合結果)の記事

Posted by Okinawa Harlee Network at 22:15│Comments(1)試合結果
この記事へのトラックバック
県内最大の『那覇ハーリー』はこのシーズンの風物詩。現代では、ハーリー競漕のレースの部分が大きくクローズアップされていますが、ハーリーとは元々海神祭の中で行われるもの。中国...
祝・復活5周年『ハーリー由来まつり』【ryuQ 特集ページ】at 2007年05月15日 12:19
この記事へのコメント
 今年は、陸、海、空、各自衛隊とも殆ど練習をしていないそうです。
知人から聞いた話で詳しくは知りませんが、こんな記事を見つけました。

自衛隊を那覇ハーリーに参加させない沖縄労働組合
http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/189059/
Posted by 知念 at 2008年04月19日 07:59
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。