世界中のハーリー競技
那覇ハーリーの爬龍船は、通常のレース用にカスタマイズした11−12人乗りのサバニ(沖縄の伝統的な漁労船)と比べ、大きさが3倍ほどあります。
しかし、世界は広い・・。
世界には那覇ハーリーよりも大きな船を使った手漕ぎレースが存在するのをご存知でしょうか?
例えは、インドのスネークボートレース。
このレースは、100人乗りの世界最大の手漕ぎボートレースと して知られ、その迫力は見るものを魅了するとのこと。
まー、人数が多いレースは、真剣勝負と言うよりは、年に一度のお祭り的なエンターテイ メント性が強いので、スポーツと言うよりはお祭り的に楽しむものらしいですが、その迫力はすごいらしいです。
そして、タイのスワンボートレースに関しては、
世界各国に協会を要し、お祭り的要素の高い「伝統ルール(50人乗り)」と「国際ルール(20人乗り)」の2種類のレースが存在しま す。
国際ルール適用の20人乗りレースに関しては、年に一度世界大会がひらかれるくら い、国際的に認知されているスポーツです。
少しだけ、42人乗りのハーリーと11人乗りのハーリーとの関係にも似てますよね。
立派な伝統と知名度を誇る、那覇ハーリーでも、伝統ルールと国際ルールの様な使い分けで、伝統的な42人乗りレースとよりスポーティーな11人乗りレースをやると面白いかもしれませんね。(以前はやってたらしいですが・・・)
また、国際的に認知されているレースと言えば、中国のドラゴンボートレース(20人乗り)。
北京オリンピックでの公開競技が噂になったほど、その競技人口は世界中でも群を抜いています。
沖縄に伝わったとされるハーリー舟も元々はこのドラゴンボートに似た形をしていたとの事で、ハーリー発祥の地とされる豊見城市は2008年の3月に600年前に使われていた「龍舟」を復活させ、2008年7月に、第一回豊見城ハーリーを開くことを決定した模様です。
参考:宝ハーリークラブホームページ
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